明治安田生命健康保険組合「すこやか健保 2017/秋 Vol.32」
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050010001500200025003000350020代30代40代50代60代70代(人)1,047人2931,8634133,0077812,42555574614029女性男性【当社喫煙者数】40~50代女性が多い0100020003000400050006000(人)禁煙を考えていない禁煙に関心があるいつか禁煙したい今すぐ禁煙したい【禁煙の意思】3,238人1,9685,4856156、100人が禁煙したいと回答!10すこやか健保2017/秋 vol.32受動喫煙による医療費受動喫煙による医療費は、年間3,200億円超(厚生労働省の研究班が推計)子どもやペットに深刻な受動喫煙の害夫からの受動喫煙で妻の肺がんリスクが2倍に明治安田生命健保組合の喫煙者の状況ニコチンに対する身体的依存(薬物依存)喫煙が生活習慣となる心理的・精神的依存どうしてたばこをやめられないの?やめようと思っているのにやめられない… 受動喫煙との因果関係が高い肺がん、脳卒中、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)について厚生労働省研究班が分析したところ、受動喫煙によってこの3つの病気になった人の医療費は、2014年度の1年間で3,231億円に上りました。受動喫煙による医療費は莫大な額になることが、今回の調査で明らかになりました。 子どもやペットは体のサイズが小さく、さらに地面に近い位置で呼吸するため、有害物質を吸い込みやすく影響を受けやすいことから、受動喫煙の害は深刻です。 たばこの煙にさらされている子どもは、ぜんそくなど呼吸器の病気のほか、中耳炎や虫歯にかかりやすく、さらには知能の低下も報告されています。ペットについても、がんや細胞損傷、体重増加のリスクが高くなっています。 40~69歳のたばこを吸わない女性約2万8000人を平均13年間追跡調査した調査によると、夫が喫煙する女性は肺腺がんにかかるリスクが約2倍も高いことがわかりました。これは受動喫煙により、主流煙(喫煙者本人が吸う煙)よりも粒子の小さい有害物質が肺の奥まで届くため、肺の奥に発生する肺腺がんが起こりやすくなると考えられます。 喫煙者11,306人のうち、約半数が禁煙を希望しています。当健保組合では、たばこをやめたい皆さんを応援しています!我慢をしないで、お医者さまの指導のもと、薬を使って治療をしましょう!※詳細は5/8付発信の一般通達をご参照ください。健康保険組合では、禁煙外来を受診して禁煙に成功した方に1万円(実費上限)の奨励金を支給しています。ぜひ、積極的にご活用ください!!たばこにストレスを解消する効果はありません。喫煙後に気分が和らぐのは、ニコチンの禁断症状(イライラや落ち着かないなど)が喫煙によりニコチンを摂取したことで満たされたためで、根本的なストレス解消にはなっていません。しばらくするとまた禁断症状が起こり、イライラと喫煙の繰り返しになります。禁煙をして、この負のサイクルを断ちましょう!!たばこを吸うとストレスが解消するの?たばこの誤解◦目覚めの一服 ◦食後 ◦お酒の席◦ストレス解消になる◦リラックスできるたばこ情報たばこ情報たばこ情報QAやめたいやめられない虚血性心疾患955億円脳卒中1,941億円肺がん335億円合計3,231億円喫煙者本人の医療費は1兆1,700億円にも!!(2016年度健康診断問診票の結果より)
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