明治安田生命健康保険組合「すこやか健保 2017/春 Vol.31」
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収 入206.9億円支 出206.9億円保険料87.0%事務所費0.8%財政調整事業拠出金1.4%保険給付費56.1%納付金33.3%診療所収入0.3%雑収入・その他0.3%調整保険料1.4%別途積立金繰入10.1%財政調整事業交付金0.7%保健事業費2.8%診療所費0.6%予備費4.9%科 目予算額(百万円)収入保険料17,995国庫負担金収入・他7特定健康診査・保健指導補助金14診療所収入69雑収入61経常収入合計18,146調整保険料296別途積立金繰入2,100財政調整事業交付金150経常外収入合計2,546収入合計20,691科 目予算額(百万円)収入介護保険収入2,212繰入金65収入合計2,277科 目予算額(百万円)支出介護納付金2,276介護保険料還付金1支出合計2,277科 目予算額(百万円)支出事務所費168保険給付費11,601法定給付費11,500付加給付費100納付金6,886前期高齢者納付金2,104後期高齢者支援金4,646退職者給付拠出金136保健事業費589還付金5診療所費117連合会費6雑支出6経常支出合計19,378財政調整事業拠出金296営繕費1予備費1,017経常外支出合計1,313支出合計20,691一般勘定介護勘定10すこやか健保2017/春 vol.31健康保険料率は据え置き、介護保険料率は引き上げ ▲12・3億円の経常赤字予算に去る2月15日に開催された組合会において、当健保組合の2017年度予算と事業計画が承認されました。納付金の負担増により、経常収支で▲12・3億円の赤字予算になっています。全面総報酬割導入により健保組合の負担が増加納付金と保険給付費の増加により、2期ぶりの経常赤字の見込み 消費増税が再延期されたのに伴い、医療保険制度改革は足踏み状態となっています。後期高齢者支援金の計算方法は、加入者数に応じた負担(加入者割)から、健保組合の総報酬額に応じた負担(総報酬割)に段階的に移行しており、2017年度からは全面総報酬割となっています。介護保険についても、介護納付金の計算方法に1/2総報酬割が導入される予定です(8月から)。現役世代の重すぎる負担を見直すよう、健保連とともに国に働きかけてまいります。 2016年度の決算は、経常収支で4・9億円の赤字となる見込みです。2014年度から2期連続で実質収支黒字を確保できましたが、再び赤字転落となります。最大の要因は納付金の負担増で、2015年度比で約2億円増加しました。みなさまの医療費にあたる保険給付費も約2億円増加しており、賞与減による保険料収入の減少と相まって、経常赤字を見込んでいます。別途積立金約3億円を赤字補填で取り崩すことになりますが、2016年度末の準備金+別途積立金残高は依然121億円と健全な水準を維持しています。 納付金は自助努力の及ばない支出であり、当健保組合としては保険給付費の増加を抑制するため、重症化予防等の保健事業にさらに力を入れてまいります。2017年度予算のお知らせ取り巻く環境2016年度決算見込2017年度[一般勘定]の収入支出予算をグラフでみると・・・2017年度予算
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